2019年度四月共同墓地月例法要

こんにちは、スタッフの正田です

ここ数日で気温がグッと上がって、昼間は真夏のようなお天気になりましたね
2019年も5月になって、年号も新しくなり、新しい環境に変わったり、すごく変化のある月になりそうですね

さて、今回は先日執り行いました月例法要についてご報告いたします
法要の様子です↓

すごく天気も良く気持ちのいい一日でした

では、住職のお話です
「平成最後の法要となりました。平成を振り返って、本日もお祀りしたこの子たちの30年間はどうだっただろうか・・・
今現在、全国には約870万頭のわんちゃん、約930万頭のねこちゃん(フードメーカーの推測上)がいるそうです。
30年前は、わんちゃんで370万頭。約三倍に増えました。きっと沢山の子たちに家族が増えたことでしょう。
ここに来られているご家族様のように、沢山の愛情を持ってお世話をし、その愛情を一身に受けて一生を終えた子たちがたくさんいらっしゃいます。
そんな一方で、家族に見捨てられてしまったペット達の殺処分があることもまた現実です。
平成元年、わんちゃんで約60万頭、ねこちゃんで約40万頭の約100万頭のペットたちが殺処分されておりました。
皆さんは殺処分の現場の事はご存知でしょうか。ドリームボックスと言われるガス部屋に、大型犬はそのまま、小さい子たちは麻袋などに入れ、5~6匹一緒に入れられます。
密閉されたその部屋の酸素を抜いていき、二酸化炭素を注入していきます。小さい子の中にはまだ息の根がある子もいるようですが、絶えさせることなく焼却してしまうようです。
それから30年、現在はわんちゃんで約9000頭、ねこちゃんで約3万5千頭、約23分の1まで殺処分の数が減りました。
これは色んな方々の努力の末のもの、沢山の人々が協力して実現したものです。
そう考えると、ペット達にとって良い方向に進んできた時代だったかもしれません。
もうすぐ新しい時代が来ます。ペット達にとって、良い時代になるよう願っています。」

減ったと言えど未だ無くならない殺処分
この令和では、殺処分0の日が来る事を願って私も日々努力して参ります
まずは、そばにいるこの小さな命を全力で守っていくことが大切なのではないかと思います

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