平成25年4月21日(日)の共同墓地法要
4月21日午後2時30分 共同墓地にて月例法要を執り行いました。
当日は霊園内の竹林にたけのこが顔を出し、春らしい本当に穏やかな天候の中、沢山のご家族様にご参列いただきました。
法要の中でご導師様から、霊園内の桜もすっかり散ったことを例えで表し「散る桜残る桜も散る桜」の歌についてのお話を頂きました。この歌は江戸時代の曹洞宗の僧侶で歌人の良寛の歌と言われています。「どれほど美しく愛しいものでもやがて死を迎える運命をもっている」という意味です。解釈は様々ですが、仏教上の諸行無常から考えれば「この世の命あるものは、生きていることが当たり前ではなくて、死んでいくことが当たり前なんだ。明日必ず生きているという保証はどこにもない。もし我に返った時に今日生かされていることに感謝して、生活していけば、今までと少し違った人生を送れるのではないでしょうか。」という意味になります。日々感謝する生活が大切だというお話です。
それぞれのご家族様の思いをのせて、滞りなく法要が終了いたしました。
次回の法要は5月26日午後2時30分から予定しております。
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